12/27   Tue. 8:24:14

最近一層と日記が滞ってるのは、mixiに書くことが多いから。
他にも日記を書く場所があって、都合3つになってしまった。 できるだけ書き分けてはいるけど、3つ全てコンスタントに書くことがあるはずもなく、更新頻度は圧倒的にmixiが高い。 その分短文で単純な内容が多いんだけど、ああいうトコってああいうものかなと。

クリスマスはKOSENのウサギのぬいぐるみを貰った。ぬいぐるみで喜ぶってちょっと子供っぽ過ぎると思いつつ、嬉しかった。
12/7   Tue.

起床の検温時に点滴追加。同時に手の甲から採血・・・必要量が採れない。点滴も落ちない。ナースがチューブをいじったら途端に痛みが走る。やはりちゃんと入ってないようで、手の甲に翼状針を刺しなおして採血、そのままそっちに点滴を付け替える。・・・がこれも痛み始める。点滴はもう一本残ってるけど、食事の時間も来た事だし再度針を刺していいからと言って抜いてもらう。ほら腫れてるじゃない。漏れてるって。

朝食はおかゆ。すでに空腹感はとうに過ぎてしまい、あまり食べられない。食事を終わらせて点滴再開。本当に今日退院できるのかな・・・と思ってたら担当医師が来た。
傷から出ているドレーンを見て「うんいいね、今日帰りましょう!」そっかいいのか。迎えの都合があるので昼食後でお願いしますと伝えた。

しばらくしてナースが退院の確認をしにきた「申し訳ないんだけど次の患者さんが待ってるからベッド空けて貰えるかな。」
ちょっと待て。ついさっき術後初めて歩けるようになったんですけど。お昼過ぎってことになっていると話すと、確認してくると言ってバタバタ引き返していった。おいおい。

再度ナース登場。「やっぱりベッドを空けて貰って、昼食はロビーでしてもらえるかな。」おいおいおい。
結局調整できて別の病室に入ったらしい。今日退院って病院都合じゃないの?と疑わずにはいられない。

回診が来てドレーンを抜き消毒。あとはすることもないので、読みかけの本を読み、退院の支度も自分でする。明日から毎日通院・・・やっぱり入院してた方がいいんじゃないのと思いつつ、14時退院。
12/6   Mon.

手術当日。

9時以降は水分も禁止。今日に限って朝食がホットケーキってなんだよぅ。しょんぼりプレドニンだけ飲む。

お昼前、手術の準備を始める。清拭をしてもらって着替えて、点滴の針を入れる。なんじゃこりゃってくらいの長い針は5cmくらいありそう。中にシリコンの針が仕込んであって、それを血管に残して金属の針は抜いてしまう。北大でパルスやったときに使ったやつだなと思い出しつつ・・・痛い痛いって!手首の血管に入れるときの痛さったらもう。
「ごめんねー痛いよね、プレドニン飲んでる人は血管弱いから、これでも細いのにしたんだけど」いててててて。

12時半、ベッドごと手術室へ移動。歩けるので自力で中へ入る。わざわざベッドで移動しなくても、車椅子くらいでいいんじゃないのかなぁ。
手術台にも自分で上がる。心電図の電極つけて、足首に血圧計つけて、腕と自分の間にはカーテン。え、これって患者から見えないようにだよね、なんで?
麻酔科の医師が説明しつつ準備を進める。「脇に注射して、腕に麻酔しますね。」うん、それは聞いてる。「この麻酔の効きが良くなければ、全身麻酔しますから、痛みはないですよ。」ええええええっ!全身麻酔がメインじゃないの?うっそ聞いてないって眠ってるうちに終わる覚悟しかしてないよー!

必死に抗議するも、気持ちが萎えちゃって声が掠れる。あダメ泣けてくる。
血液凝固が低いままだと局所麻酔ができないから、その場合は全身麻酔だけで。局所麻酔をする理由は、術後の痛みを和らげるため。麻酔科受診ではそう言ってたのに。
結局腕の麻酔は効きが弱く、全身麻酔になった。

あーもう、この件だけは許せない。手術拒否しようかと思ったよ。

はい、深呼吸してー。・・・4回。あれまだ意識ある。そのまま普通に呼吸してたら、右の点滴針から血管に向けて激痛。
「やだなにこれ痛いっ!」(発言そのまま)そこから先の記憶はなく、目が覚めたのはまだ手術台の上。「バッチリ綺麗に終わりましたよ」そっかぁよかった・・・ベッドに戻されて病室へ戻った。

意識は戻っていても各所の感覚はおかしいみたいで、口の中が苦い。軽い吐き気もする。鼻に入れた酸素の管が良く外れるんだけど、なんか無感覚だなぁと思っていたら、何と根元が外れていた。数時間病室にいい空気を提供。

水を飲んでいいと許可が下りたのは21時。長かった・・・。
同じ頃、腕の麻酔が取れ始める。あ、痛いかも。うん痛い。痛い痛いナースコール。座薬の痛み止めを使って、何とか痛みから意識を逸らせる。このあたりは慣れたもんで、スマスマ見てたけど怒られなかった(消灯は21時)。

寝返りできない苦痛と、それに伴う腰の痛みと、傷の痛みに加えて点滴の針まで痛い。その上、日付が変わるまで1時間おきにナースが血圧を測りに来る。さすがに眠れる状況ではなく、ぼんやりと朝まで待った。
12/5   Sun.

久し振りの朝寝坊。窓から外を見るとすっかり雪景色。一晩でずいぶん降ったなぁ。

ゆっくり起きて朝食を摂り、シャワーを浴びた。洋服+腕固定込みの体重を量ったら、入院前の洋服なしより減ってる・・・。味はともかく、カロリー栄養バランスがいいってことかぁ。あーウチのコーヒー美味しいよおぉぉ。

病院に戻る支度を済ませてから、1時間ほどチャット。ほんの1週間ぶり程度でも、半数近くの顔ぶれが変わっていた。曜日と時間帯のせいかな。

予定通りに家を出て病院へ向かう。救急車搬入口に、救急車が1台、路肩に1台。・・・順番待ちですか。急に積もった雪で、事故や転倒が多発してるらしい。
病棟に戻ると、空きベッドが埋まっていた。手術予定がずれ込んだりしないといいけど。

今日の夕食を最後に絶食。
12/4   Sat.

結局外泊することにした。
昼食後迎えに来てもらって、途中ドラッグストアで買い物をして帰宅。早々にデスクトップでメールチェックする。1週間分のメールはおよそ2300通・・・。
あれこれと用事を済ませてからSkype。声聞けてよかった。

夕食はお寿司を取った。イクラ克服記念日となる。

23時を回って、ようやくメッセンジャーを繋ぐ。左手だけのタイピングがもどかしい。
12/3   Fri.

件のおばあさんは朝食前に戻ってきました。
苦痛は訴えなくなったものの、一度口を開くと堰を切ったように今までどれほど苦しかったかを話し続ける。幸い斜め前のベッドなので、ヘッドフォンで対策。

手術は月曜の午後に決定。前日21時から断食、当日9時から水分禁止。休薬のせいか足の点状出血が増えてきた。不安。

M先生、立ち話で回診終わらせないでー。

今日になって看護師2人、続けざまに「あー、爪切らなきゃダメよ」と言われる。初日にポリッシュ落とした後急に伸びたわけでもなし、何で今まで一言も言わなかっただろう。爪切りなんてココ何年も使ったことないよぅ。ひび割れのリペアをしていることを理由に爪切り使用を拒否。結局週末はリハビリもないし、外泊してもいいよということになった。

外泊の準備を進めていたら、手術室の看護師が当日の説明をしにやってきた。質問ありますか?と聞かれ、爪の話をしたところ「伸びちゃったんじゃなくて伸ばしてるのよね?別に切らなくてもいいですよ」
え、ああそうなんですか・・・脱力。
なんだかなぁ。
12/2   Thu.

食事が意外に美味しいとメールしたりもしたけど、撤回します。今朝のパンプキンスープ、経験したことないほど不味かった・・・。

リハビリ室にいたら担当医師がふらっとやってきて、お喋りして帰っていった。作業療法士曰く、M先生がここに来るのはかなり稀だそう。外来暇だったのかな。

昨日夕食前位に入ってきたおばあちゃん。食事が終わって看護師がいなくなってまもなく、苦痛を訴えだした。小さなか細い声で、でも途切れることなく延々と、「痛い、助けて、一生のお願い、看護婦さん、先生、奥さん(同室の人を指してる)助けて・・・」このまま一晩続いたら病室全員ノイローゼになってしまうと思ったのは患者側だけではなかったようで、看護師がナースセンターへ連れて行った。
ほとんど同情心も湧かず、苦笑していた自分は冷たいのかな。

自分自身、気絶するほどの痛みでも、入院中同室の人に向かって訴えたりはしなかった。最低限のマナーだと思ってたんだけど、お年寄りは子供返りしてしまうのかな。

暇に任せて買ったまま積んであった本を読んでいる。さすがに進みが速く、2日で360P読破。

無理にでも明るく振舞わないと、周囲への申し訳なさや自責の念に押し潰されそうになってしまう。物理的な面以外、誰にも頼れない。
12/1   Wed.

リハビリ開始。当然肘は動かせないので、肩と指先のみ。ずっと三角巾で固定しているので、肩を持ち上げてもらうのはとても気持ちがいい。
「自力でそこまで指を反らせる人久しぶりですよ」と言われつつ、作業療法士の手で4本の指を反らせてもらうのだけど、「どこまで押していいかわからないですねぇ」とまで言われる。そんなに手が人より柔らかいなんて知らなかった。確かに、自分で押さえれば親指を手首につけることができる。それも一般的ではないらしい。前屈や開脚といった、身体が柔らかいと言われるような方面は全然なのに。

夕食の後、手術の詳しい説明を受けた。病名はとう骨頭骨折。関節部の丸い箇所が部分的に欠けるような形で骨折してるので、スクリューで止めるという。全身麻酔込みで、手術時間は2時間半。開口は5〜10cm、糸で縫わないようにして、抜糸の手間を短縮してくれるという。
あーあ、スネならぬヒジに傷を持つ女になってしまう。

友達に3〜4日ごとノートPCを受け渡ししてメール受信してもらえることになった。ありがとう、Yくん。